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●『純米本みりん 愛櫻』 あいち食べる通信 vol.8 2020年12月
●『100% 天日干ししらす』 あいち食べる通信 vol.10 2021年6月夏号
●『国産圧搾菜種油 ほうろく油』 あいち食べる通信 vol.12 2021年12月冬号
「愛櫻」は、愛知県が誇る三河みりんです。
特集したのは大正13年創業の杉浦味淋さんで、その大きな特徴は、他にはまずない「真っ黒なみりん」であることです。
ただし、このみりんは、創業以来ずっと引き継がれてきたものではありません。
じつは、代表の杉浦さん(三代目)が、諸事情あってこの仕事を廃業しようと考え、蔵内を整理していたときに偶然見つけた祖父のレシピどおりに復刻したみりんが「愛桜純米本みりん」なのです。
今回は、創業者である祖父、父親、杉浦さんの不思議な協働作業!?から生まれた「真っ黒なみりん」の誕生物語です。
三河の小さなみりん蔵の家族史が、大正、昭和、平成という揺れ動く時代の空気までも描く、ロングインタビュー!!
この不思議な発酵食の魅力と底力を追いかけます。
本誌では初夏の海の恵み「しらす」を特集しております。
取り上げるのは、碧南市の「カネ光水産」榊原隆典さん(通称じゃこちゃん)の100%愛知県産(しかも地元漁港水揚げのもののみ)、100%天日干しの稀少品です。
国内のしらす水揚げが減るなか、不漁でも原料が入手できなくても、雨続きでも天日干しができなくても、じっと耐え、じっと待つ。
その姿勢は何があっても崩さないのが、じゃこちゃんスタイル。
じゃこちゃん曰く「機械乾燥は臭いがついたり、食感がイマイチだったりするからね……」。
碧南の海の側で、潮風と、お日様の恵みで凝縮される旨み、ふっくら食感。
その美味しさには熱烈ファンも多いようです。
杉﨑さんは30代のときのある出来事がきっかけで、「若者の心と身体に本来宿るはずの『健康』を取り戻すことを、自身の使命と決め、実践する。」という一大決心をされます。
そう決めて以来、51歳になる今日まで、何があってもぶれずに、どんだけ苦しくてもめげずに、その使命を一日も忘れることなく、全力で全うしています。
杉﨑さんはよく、「俺は油屋になりたかったわけではない。」といいます。なら、なんで油屋さんなの?ってことですが、使命を遂行するなかで、「昔ながらの製法を守る、油屋」のオヤジ(師匠)に出逢い、その志に胸を打たれ、弟子入りを決め、その製法を引き継ぎ、現在に至っているということです。
国産の、想いのつながった生産者の菜種を他起動を始め全国から取り寄せ、ていねいに選別、天日で干し、屋号にもなっている「ほうろく」の鉄釜で低温焙煎する、その菜種を、ただただ圧搾(古い機械で搾る)しただけの油…その工程すべてが、ある意味あたりまえですが、杉崎さんの生き様そのまま。
その生き様をボリューム満点に詰め込んだ一冊です。
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